【審判の約束と習慣】#27 トラベリング

審判の約束と習慣



トラベリング

FIBAルール改正により2017年からトラベリングのルールが一部変更され、【0歩目の適用】が認められることとなりました。しかしながら、【0歩目の適用】によりトラベリングを適用すべきプレーに対しても適用していないケースがゲームで起きているため、改めてトラベリングの基準について確認して、明らかなトラベリングに関してはルール通りにバイオレーションを宣しましょう。

0歩目を適用しないケース

止まった状態でボールをコントロールしている場合
明らかに空中でボールをコントロールし、次にフロアについた足がピボットフットとして確立された場合

0歩目を適用しない上記の場合は、①~③をトラベリングとしてバイオレーションを宣する
①ピボットフット(軸足)が確立されたあと、明らかにピボットフットを踏みかえること(軸足の踏みかえ)
②明らかにピボットフットがずれること(軸足のずれ)
③ドリブルを始めるとき、明らかにピボットフットがフロアから離れた後にボールをリリースすること(突き出しの遅れ)

0歩目を適用するケース

動きながら、足がフロアについた状態で、ボールをコントロールした場合
※「動きながら」とは、ボールをレシーブする前に、明らかな位置の移動がありながら動いている一連の動作をいう。

0歩目を適用する場合、④⑤は正当なプレーである
④動きながら、足がフロアについた状態でボールをコントロールした場合、フロアについている足は0歩目とし、その後2歩までステップを踏むことができる。その場合、1歩目がピボットフットとなる。⑤ドリブルが終わるときも、④のステップは適用される。
0歩目を適用した場合であっても、⑥⑦はトラベリングとしてバイオレーションを宣する
⑥ ④の場合、ドリブルを始めるときには2歩目の足をフロアにつける前にボールをリリースする必要がある。
⑦ ④⑤の場合、連続して同じ足(右→右、左→左、両足→両足)を使うことはできない。
※両足とは、ほぼ同時にフロアに足がついた状態

トラベリングも難しいですよね。「本当に明らかなトラベリング」は判定できますが、「明らかな……」にも、かなりレベル差があると思います。しっかり判定できるよう頑張りましょう。

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