【審判の約束と習慣】#26 フェイク

審判の約束と習慣



フェイク

フェイクとは、状況を有利にするためにファウルをされたふりをする、またはファウルをされたと判断されるために大げさな演技をすることをいいます。

基本的な考え方

オフェンス・ディフェンスともにファウルをされたようにみせかけ、ゲームに関係する人達を欺くプレーをなくします。

フェイクへの対応


①フェイクが起きた責任エリアの審判がジェスチャー(片方の手のひらを2回招くように)を明確に示す。(クルーで共有)
②ボールデッドで時計が止まったときに、該当プレーヤーおよびベンチに対して、その近くにいる審判が速やかに明確に伝える。
③フェイクが起きたあと、ボールデッドで時計が止まる前に、同じチームのプレーヤーが再びフェイクをした場合は、2回目のフェイクという理解でテクニカルファウルを適用する。
④「ノーコンタクトのフェイク」はExcessive Fake(あまりに過度なフェイク)として、ただちに、テクニカルファウルを宣する(一発)またそれに準ずる過度なフェイクも、ダイレクトテクニカルの適用対象とする。

⑤ディフェンスファウル(または、オフェンスファウル)とフェイクが同時におきたと判断できる場合、ファウルを優先して判定する。
⑥ディフェンスファウルおよびオフェンスファウルを宣した場合、フェイクは適用されない。
⑦オフェンスプレーヤーも、ファウルを受けたように見せるために倒れる、などのプレーはフェイクとする。

フェイクも判定するのは難しいですよね。特に大人は悪いことを平気でしますから。

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