バスケ審判に必要なモノは何か
こんにちは、グリです。
私はバスケットボールの楽しさ、特に審判の楽しさを多くの人に伝えたいと思っております。
そのため、皆様にどれだけ貢献できるかわかりませんが、私が経験してきたバスケットボールの審判について、バスケ審判初心者を対象に応援ブログを発信していきたいと思います。
頑張って活動している皆様と審判の勉強を一緒に考え、学び、一緒に成長していきたいと思っています。上手に伝えられるかわかりませんが、頑張りますので、よろしくお願いします。
今回は、先日の研修会でお聞きした内容を私なりに理解?解釈?した「バスケ審判に必要なモノ」について、お伝えしていきたいと思います。
結論は、判定です。
・メカを意識することも必要であるが……
・プレゼンも必要であるが……
もう一度言います、結論は判定です。
そのために何が必要か
ルールに精通する
ルールに精通するためにはルールブックを熟読し、ルールを頭に叩き込むことも必要ですが、バスケットボールというスポーツの生い立ちも学んだ上で、ルールを理解をすることです。非常に深く難しい範囲ですが、バスケットボールの特異なところは、リングが上を向いていて、上からしかゴールできない。このことは、力いっぱいボールを投げたのでは、得点はできない。また、バスケットボールは室内の狭いコートで行うスポーツなため、怪我をしないように体の触れ合いを避けなければならないスポーツである。しかし、ゲームでは選手同士の体の触れ合いは必ず起こります。一方のオフェンス面でも簡単に攻めれないように、トラベリングのルールが生まれたなど、なぜ、そのようなルールが生まれたのか、競技の成り立ちやルールの変遷も考慮してルールの勉強をする。非常に深く難しいですが、審判の楽しい部分だとも考えられますので、頑張って勉強しましょう。
プレーの理解
こちらも難しいですよね。バスケットボールの技術の理解。戦術の理解。コーチ、選手が意図しているものは何か。プレーの勝ち負けなど、その人のバスケットボールの解釈により、ある程度の幅が生まれる部分だと思いますし、においを感じなければならない部分だと思います。
フィットネス
こちらは上記の二つに比べると私は簡単だと思います。日々トレーニングを行い、トレーニングをしている選手に走力で負けないよう頑張るだけです。ただ、日々仕事に追われている皆様は、走る時間を作る必要があり、トレーニングをする時間をつくることが大変かもしれませんね。
そして試合では
判定の一貫性
「一貫性」これが本当に難しいです。第1クォーターから第4クォーターまで、クルーチーフ(CC)もアンパイア(U)も、AチームにもBチームにも、同じ現象には同じ判定をする。もちろん、正しい判定は、必須です。強いチームが正しいバスケットをしているのではなく、正しくプレーして強いチームが勝つのです。
罪なき者を罰せず
「罪なき者を罰せず」これも審判が一番大事にしなければならないことです。私が審判を始めたときに言われたことです。ウソは絶対にいけません。「だろうでは判定しない」正しいポジショニングで確認して判定をする。この積み重ねです。審判は偉くありません。
ゲームを始めて、進めて、終わらせる。
「ゲームを始めて、進めて、終わらせる」これが審判の役割です。審判がゲームを正しく、良い方向へ導いて、無事に終わらせる。言うのは簡単ですが、実際の試合では簡単ではありません。色々なことに注意を払い、起こる可能性のあるトラブルを事前に察知して、未然に防ぐなど非常に大変です。
両チームから「ありがとうございました」と言ってもらえるか
試合終了後、負けたチームから「ありがとうございました」と言ってもらえるかです。コーチ、選手が自分たちの力不足で負けたと認めらるゲームとなったかです。終わったときの洗礼です。
まとめ
何度も言っておりますが、バスケットボールの審判は、簡単に上手になりません。
そのため、上達するためには、とにかく続けることです。
一生懸命、審判を行うと必ず成長します。頑張って継続していきましょう。
一緒に成長していきましょう、頑張ってください。
公式戦では
最後になりましたが、審判での重要な注意点です。
公式戦での注意点です。
選手は日々練習しているアスリートです。
アスリートの公式戦を担当する意識を強く持ってください。
練習試合では、「よい経験をした」で良いですが、
公式戦ではNGです。
公式戦では、最後まで、全力で審判を行ってください。
そのための事前にできるトレーニングを必ず行ってください。
頑張ってください。私も頑張ります。
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