【審判の約束と習慣】#31 PFとUFがほとんど同時に起きたときの対応

審判の約束と習慣



PFとUFがほとんど同時に起きたときの対応

パーソナルファウル(PF)とアンスポーツマンライクファウル(UF)がほとんど同時に起きたときの対応

はじめに、プレ―コーリングガイドラインを確認しましょう。

〈ダブルファウル/(2)連続したファウルに対する対応〉
PFとほとんど同時にUFのC1C2に該当する行為があった場合は、両方のファウルを判定し記録する。その場合、常にPFが先に起きたこととして順番に処置をする。

PFの次にUFが起きたこととして記録します!

●おもにディフェンスのPFをコールした後に、オフェンスが腕や肘などを振り回して相手にコンタクトを起こすケースなどが起きたときの対応になります。

●PFの後のコンタクトに関しては、おもにUFのC2、つまり相手の頭部などに向かって起きる危険な行為や、それ以外であっても自然な範囲を超えたハードファウルと判断できるものに関しては、PFの次にUFが起きたものとして対応し、クリーンなゲームを展開していきましょう。

●PFの後にコンタクトが起きたとしても、それが自然な範囲での接触であったり、UFの判定に至らないものであれば、それは最初のPFだけが記録されます。

ファウルをコールした後に、すぐに目を離さない!

●ファウルを判定した直後にこのようなケースが起きることを踏まえ、笛を鳴らした後にすぐに視野を離してしまうと判定することができません。

●特に、両プレーヤー間に、感情のぶつかり合いが感じられるなど、何か起きるという感覚を持っているときには、笛を吹いた後も目を離さずに、しっかりと判定につなげていきましょう。

●PFとUFがほとんど同時に起きた場面など、焦ることなく、「誰と誰のファウルであったのか」「シューターは誰になるのか」を落ち着いて整理し、PFの処置、次にUFの処置の順番でゲームを再開していきましょう。

冷静に落ち着いて、処置をする。これも経験しかないですね。

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