インテグリティとは
こんにちはグリです。
今回はインテグリティです。
インテグリティとは「誠実さ」「真摯さ」「高潔さ」の意味です。
スポーツ界ではいくつかの不祥事が発生しております。
・指導者の問題(体罰行為、各種ハラスメント、など)
・プレーヤーの問題(暴力行為、賭博行為、各種ハラスメント、など)
・組織、役員の問題(協会組織のガバナンス問題、各種ハラスメント、など)
これらの問題に対応するため、JBAでは、「暴力暴言根絶」のため、多くの取り組みがされております。主なものは「CLEAN THE GAME」「RESPECT」です。
審判のできること
審判ができることは、試合中、選手が【暴力的行為、暴言】を行った場合は、確実に取り上げるのは当然ですが、コーチが選手に対する【暴力的行為、暴言】をテクニカルファウルとし、しっかり取り上げられるように準備をしておくことが必要かと思います。
大人が意識の変革を
特にU12、U15の子どもたちのスポーツに勝利至上主義がまん延しているように感じます。
小中学生が勝利至上主義に陥っているのではなく、大人が勝利至上主義に毒されているのです。
最近は少なくなってきておりますが、審判や対戦相手に罵声を浴びせるなど、常軌を逸した指導者や保護者もおりました。
スポーツが果たす役割は
心身が成長段階にある小中学生にとって、スポーツが果たす役割は小さくありません。
昨日よりドリブルが上手くなった、シュートが入ったという向上心は生きる意欲に繋がります。仲間や好敵手との切磋琢磨を通じ、尊敬や思いやりなどの社会性も養われます。
スポーツの効用を歪めているのは、目的をはき違えた指導者、保護者です。
「勝つ」「楽しむ」など、バスケットボールの本来の楽しさを教えられる指導者、保護者でありたいです。子供が主役です。
最後は、バスケ審判から離れてしまいましたが、多くの指導者が審判も行う場合が多いと思います。審判技術の向上とともに指導者としての向上にも努めていただければと思います。
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