【審判の約束と習慣】#34 2023年度 C・D・E級重点項目

審判の約束と習慣



C・D級重点項目(プレゼンテーション)

プレゼンテーション:走る姿、歩く姿、立つ姿

審判は多くの人に「見られて」います。
ゲームが始まる前、コートに入ったときから注目をされています。
見せるプレゼンテーションが必要です。
プレゼンテーションを意識して審判を行ってみましょう。
JBAからも2023年度のC・D級重点項目としてプレゼンテーションが示されております。
様々な場面での立ち振る舞い「走る姿、歩く姿、立つ姿」を常に意識して取り組んでいきましょう。

「コートプレゼンス」
審判は、笛を吹いた時だけでなく常に他者から見られていることを意識し、横柄にみられることなく親しみやすさや自信、信頼感を態度によって表現することも重要です。
走る姿や歩く姿、立つ姿から強さとアスレチックな姿を表現していきましょう。

よく言われますが、審判は「性格が出る」と言われます。
横柄に見られないように、謙虚さの中に自信が見える審判を私は目指しています。
全員が同じである必要はありませんが、信頼ある審判を目指してください。

E級重点項目(プレゼンテーション)

正確なテーブルレポート

ライセンスを保有する審判員として、TOとの連携やミスを防ぐためにも、正しいシグナルを使い、わかりやすくレポートすることで、コート上で判定したものをプレーヤーやコーチ、観客等のゲームに関わる全ての人たちに伝えることが大切です。
「正確なテーブルレポート」がスムーズに行えるように意識をもって取り組んでいきましょう。

テーブルレポートの手順(シグナルは顔の高さで、声を使って、はっきりと伝えること)
を意識し、確認しながら取り組んで行きましょう。

ファウルを宣したあとは、スコアラーからはっきりと確認できる位置に移動して、立ち止まって、声を使い、レポートを行います。

① プレーヤーの番号(2秒間程度)

② ファウルの種類

③ 処置「再開の方法」

プレゼンテーション:正確なテーブルレポート

テーブルレポートを始める際には必ずスコアラーと目を合わせ、情報が正確に伝わるように次の事項を意識しましょう。
1.ルールブック通りのシグナルを使用する。
2.リズムを意識。
 a.各シグナルには、スタートとストップがある。
 b.シグナルを出したら、静止して心の中で「ワンツー」と数え間を取る。
3.強く、シャープ、はっきりとしたシグナルを出せるように鏡の前で練習しておく。
4.体の前で手をクロスせず、左右どちらの手でもディレクションを出せるようにする。
5.シグナルは繰り返さず、1回で明確で強いシグナルを出す。
6.シグナルを出すときはそのシグナルの内容を常に声を出す。

「プレゼンテーション」を見栄え良く行えば、説得力が増します。判定力が一番必要なのですが、説得力を増すような立ち振る舞いも磨いていきましょう。

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