【審判の約束と習慣】#08 メカニクス(リバウンドの見方)

審判の約束と習慣



こんにちはグリです。

今回もバスケットの審判について勉強していきたいと思います。
今回は、「リバウンドの見方」です。

今回も審判の技術のうちで最も重要なものの1つ、メカニクスです。
バスケットボールの審判は、はじめての相手とクルーを組むことがあります。

正しくインプットして、約束と習慣を身につけ、技量向上に取り組みましょう。

リバウンドの見方

2POでのリバウンドの見方として、トレイルオフィシャルとリードオフィシャルの役割分担を確認しましょう。

リードオフィシャルが左側にいるときにショットがあった場合

リードオフィシャルはまず、シューターに対するファールや3or2を確認します。
ショットを見届けたあとにリバウンドプレーに備えます。
リードオフィシャルに近いアクティブなリバウンドを視野の中心で捉えましょう。

トレイルオフィシャルはオフェンスの飛び込みリバウンドや、リードからアングルが取りにくいエリア5・エリア6のリバウンドプレーを捉えましょう。
リバウンドプレーが終わり、ボールの保持が確定するまでその場に留まりプレーを見届け、攻守の切り替えに備えます。

特にトレイルオフィシャルがリバウンド後の速攻が気になり、ポジションが上がるとイリーガルなリバウンドプレイに目が当てられないケースがありますので注意しましょう。

分かっていますが、ついつい走り始めてしまう場合がありますよね。
しっかり確認して、NEWリードへ入りましょう。

リードオフィシャルが右側にいて、右側からショットがあった場合

ボールがトップから右45度にパスされ、その先でアクティブなポストアップが起きており、その後シュートが起きたケースでの対応です。

リードオフィシャルは、ショットされたボールが空中にある間は左側に戻らず、リバウンドプレーとのそのあとに起こるアウトバウンズを判定します。
左側に動きながらだと、判定の精度が下がることになります。

トレイルオフィシャルはリードから見えにくくなるエリア3・エリア4で起きるリバウンドアウトオブバウンズをアシストする準備をします。

リバウンドプレーが終わり、ボールの保持が確定するまでその場に留まりプレーを見届け、攻守の切り替えに備えます。

同じ場所を見ないように、リードオフィシャルとトレイルオフィシャルの役割をしっかり理解しましょう。

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