【審判の約束と習慣】#10 メカニクス(ゴールテンディングとインタフェアレンスの確認・速攻時のスリーポイントの確認)

審判の約束と習慣



こんにちはグリです。

今回もバスケットの審判について勉強していきたいと思います。
今回は、「ゴールテンディングとインタフェアレンスの確認」と
「速攻時のスリーポイントの確認(連携の確認)」です。

一つ目の「ゴールテンディングとインタフェアレンスの確認」は、庶民的な試合を担当する私はあまり見かけませんが、知識としては当然入れておかなければならない内容です。正しくインプットして、いざという時でも対応できるようにしておきましょう。
二つ目の「速攻時のスリーポイントの確認(連携の確認)」は、どんな試合でも必ず起こります。審判の協力により適切に対応しましょう。

ゴールテンディングとインタフェアレンスの確認(2PO・3PO共通)

ゴールテンディング(GT)とインタフェアレンス(BT)における責任分担

ゴールテンディングとインタフェアレンスの判定においては、基本的に2POの場合はトレイルオフィシャル、3POのときはトレイルオフィシャルとセンターオフィシャルが、ミッドレーンを半分に割ったそれぞれのエリアをプライマリとして判定を下します。(一番見やすい人が見るということですね。)

速攻のときにブロックショットが起きるときには、リードオフィシャルも判定に参加する準備をしておきます。

●ディフェンスプレーヤーがゴールテンディングやインタフェアレンスのバイオレーションをしたとき
 トレイルオフィシャルは、笛を鳴らしてゲームクロックを止めるシグナルを示してから、フィールドゴールによる得点を認めるシグナルを示す。

●オフェンスプレーヤーがゴールテンディングやインタフェアレンスのバイオレーションをしたとき
 トレイルオフィシャルは、笛を鳴らしてゲームクロックを止めるシグナルを示してから、得点を認めない(スコアのキャンセル)シグナルを示し、続いて次に攻撃が行われる方向を示す。

近年はプレーヤーの運動能力が著しく向上しているため、ゴールテンディングやインタフェアレンスはアンダーカテゴリーのプレーでも起きるようになってきています。
どのようなゲームでも常に最善の準備をして、臨みましょう。

突然起こると対応が大変です。予測できる試合なのか、カンファレンスで確認が必要ですね。
「転ばぬ先の杖」ですね

速攻時のスリーポイントの確認(連携の確認)

オフェンスプレーヤーの放ったシュートが3点か2点かの確認は、基本的にはトレイルオフィシャルがプライマリとして判定を下しますが、速攻時にスリーポイントが放たれたときには、トレイルオフィシャルとシュータ―の距離が離れているため、確認が難しいケースが起ります。

その際は、リードオフィシャルが判定に参加することで、トレイルオフィシャルをアシストします。
リードオフィシャルがマニュアルで定められた3点か2点のシグナルを示すことで、シュート成功時にトレイルオフィシャルがそれに合わせたシグナルを示し、得点を認めます。

速攻時の対応です ⇓ 

2人の協力により、適切に対応いたしましょう。

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