【審判の約束と習慣】#07 メカニクス(リードオフィシャルが右側に行く動き)

審判の約束と習慣



こんにちはグリです。

今回もバスケットの審判について勉強していきたいと思います。
今回は、「リードオフィシャルが右側に行く動き」です。

今回も審判の技術のうちで最も重要なものの1つ、メカニクスです。
バスケットボールの審判は、はじめての相手とクルーを組むことがあります。

正しくインプットして、約束と習慣を身につけ、技量向上に取り組みましょう。

リードオフィシャルが右側に行く動き

2POにおいてもより良いアングルを求めて、リードオフィシャルが右側に行く動きを積極的に推奨しています。右側に移動するリスクもありますので、それぞれのタイミングを見て移動することが必要です。

フロアバランスが右側に集中している

リードオフィシャルがミッドレーンを越えて右側に行く条件の1つが、「フロアバランスがリードのポジションから見て右側に集中している」場合になります。具体的には、オフェンスとディフェンスの組み合わせが原則3ペア以上右側にある場合は積極的に動きましょう。
3ペアいたら、リードオフィシャルが必ず右側に動かなくてはならないわけではありません。しかし、右側にアクティブな(オフェンスとディフェンスの距離が近い)マッチアップが原則3ペア以上あるときは、リードオフィシャルも右側に移動し、トレイルオフィシャルと協力してプレーを捉えましょう。

リードオフィシャルが右側に行く動きの2点目は、「右側(5-6エリアの境界線)のローポストで、アクティブなマッチアップが起きている場合になります」

右側ローポストでオフェンスがアクティブにポストアップしている

図はボールがトップから右45度にパスされその先のポストでアクティブなマッチアップが起きる場面です。

リードオフィシャル走らずテンポよく右側に移動します。
可能であれば、ボールがポストに入る前に移動して、ポストプレーを見届けます。

トレイルオフィシャルポジションを少し高くし、ボールもアングルに入れながら、右側に移動したリードが見えにくくなるエリア3・エリア4をカバーします。

危険な場所を察知し、事前に足を運び、良い位置で判定する。
危ないにおいを感じたいですね

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