【審判の約束と習慣】#13 メカニクス(3POメカニクスその1)

審判の約束と習慣



3POメカニクス

ゲームの開始(トスアップとカバーレージ)の再確認

ゲーム開始のトスアップにおいては、下記のように位置をとります。

CC:オポジットサイドから入り、センターサークルでボールをトスする
U1:テーブルサイドのセンターライン付近のサイドラインに位置する
U2:オポジットサイドのサイドラインに位置する

●ボールがトッシングオフィシャル(CC)の右側に進められたとき
・U2は、リードオフィシャルになる
・U1は、センターオフィシャルになる
・CCは、U2がいたサイドライン側に動き、トレイルオフィシャルになる

●ボールがトッシングオフィシャル(CC)の左側に進められたとき
・U2は、センターオフィシャルになる
・U1は、リードオフィシャルになる
・CCは、U2がいたサイドライン側に動き、トレイルオフィシャルになる

フロアカバレージの原則とエッジの確認

<基本的なポジショニング>
トレイルオフィシャル
・基本的にはコート内に位置を取る。
・身体を45度の角度に保ち、ディフェンスを視野の中心に入れる。
・3or2の判定のためにシューターの爪先を見るため、コーチングラインを意識してレベルを下げる。

センターオフィシャル
・フリースローラインの延長線上を起点(ベーシック)として位置を取る。
・フリースローサークルの上下端の延長線上までを基準に位置を変える。
・3POでは特に積極的に判定を下し、広くプライマリをカバーする。

リードオフィシャル
・ボールラインを基点としてポジションを調整する。
・体をリングに向けて、45度の角度を確保する。
・ゴール付近で起きるコンタクトやドライブ、リバウンドなどの判定に積極的に参加する。(アクティブ・リード)

※エッジ(EDGE)について
・スリーポイントラインで、エンドラインから直線に伸びている部分と湾曲している部分の交わる点をエッジと呼び、エッジから下はリードオフィシャルのプライマリとする。
・コーナーでのショットやその着地までを体を並行にして見届ける。
・トレイルオフィシャルはリードオフィシャルがエッジ下のプレーを見ていても完全には目を切らない。
・エッジ下のサイドラインのアウトオブバウンズはトレイルオフィシャルのプライマリとする。

3POの割当をいただいた時に困らないよう、準備しておきましょう。

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