【審判の約束と習慣】#09 メカニクス(アウトオブバウンズの確認)

審判の約束と習慣



こんにちはグリです。

今回もバスケットの審判について勉強していきたいと思います。
今回は、「アウトオブバウンズの確認」です。

バスケットボールの審判をするうえで、とても重要でかつ基本中の基本です。
正しくインプットして、約束と習慣を身につけ、技術向上に取り組みましょう。

アウトオブバウンズの確認(2PO・3PO共通)

アウトオブバウンズの判定はライン毎に責任分担を分け、プライマリの審判が判定を行います。

最後に触った人(ラストタッチ)がプライマリで確証がなかった場合

プライマリのレフェリーがアウトオブバウンズの判定に確信を待てないときには、セカンダリのレフェリーにヘルプを求めます。この考え方は、2POでも3POでも変わりありません。

特にアウトオブバウンズの判定で難しいケースは、リードオフィシャルが位置する場所から遠い側のエンドラインで起こるケースです。この場合、2POではトレイルオフィシャル、3POではセンターオフィシャルが次に攻める方向を笛を吹いて指し示します。
ヘルプを求めたリードオフィシャルは、判定の指し違いを避けるため、ジェスチャーは控えるようにします。

ヘルプに対して直ぐに対応できるように、常に準備をしておきましょう。

プライマリの審判のアウトオブバウンズの判定が明らかに違っていた場合

プライマリの審判のアウトオブバウンズの判定が明らかに違っていた、かつ他の審判に100%の確証があったときには、アウトオブバウンズの判定を変えるコミュニケーションをクルーで行います。

①次に攻める方向を示したプライマリの審判に、ヘルプの意図を示すために笛を鳴らす。
②プライマリの審判に向かって自信をもってシャープに歩いて行き、ラストタッチが逆であることを伝える。
③ヘルプを受けたプライマリの審判は、ヘルプを受け入れ、改めて次に攻める方向を示す。

ヘルプを行う審判は100パーセントの確信をもって行います。
そのため、ヘルプを受けるプライマリの審判は、クルーワークとして
そのヘルプを受け入れます。

100パーセントの確信をもってヘルプにきますので、「ありがとう」で受け入れましょう。

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