【バスケルール確認】 第47条 審判:任務と権限

バスケルール確認



こんにちは、グリです。今日もルールの確認をしましょう。
第47条 審判:任務と権限です。
ゲーム管理する上で理解しておかなくてはいけない内容です。

第47条 審判:任務と権限

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審判は、スコアラーズテーブル、チームベンチ、およびそのラインのすぐ後ろのエリアを含む境界線の内外を問わず、コートの周囲の全ての場所において、規則に従って判定や決定を下す権限を持つ。

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規則に対する違反(バイオレーションやファウル)が起こったとき、各クォーターまたはオーバータイムが終了したとき、あるいはその他必要と思われるときにゲームを止める場合は、審判は笛を鳴らす。
フィールドゴールやフリースローが成功した後あるいはボールがライブになったときには、審判は笛を鳴らさない。

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体の触れ合いやバイオレーションについて判定するとき、審判は次の基本的な原則を考慮して判断しなければならない。
・ルールの精神と目的を理解し、公平にゲームを進行させる。
・アドバンテージとディスアドバンテージを見極め、1ゲームをとおして相手のプレーを妨げた体の触れ合いだけにファウルを宣する。触れ合いを起こしたプレーヤーが有利にもならず相手チームのプレーヤーも不利になっていないような偶然の体の触れ合いにファウルを宣して、不必要にゲームを止めることは避けなければならない。
・プレーヤーの能力や態度、ゲームの流れなどに気を配り、1ゲームをとおしてそのゲームにふさわしい判定を示す。
・ゲームをとおして、ゲームのコントロール、ゲームの流れを考慮し、参加者それぞれの立場を感じとり、ゲームに何が大切なのかを考えながら判定を示す。

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どちらか一方のチームから抗議の申し立てがあった場合は、クルーチーフ(同席していればコミッショナー)は、申し立ての理由を受理した後で、その件について大会主催者まで書面で報告をする。
【補足】国内の対応においては、大会主催者の考えによって決定する。

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審判の1人が怪我またはその他の理由で審判を続けられなくなり、その後5分を経過してもその審判が任務を遂行できない場合は、ゲームを再開する。
怪我をした審判の代わりとなる審判がいない場合は、残りの審判だけでゲーム終了まで任務を遂行する。

代わりの審判の起用については、コミッショナーが同席している場合はコミッショナーと協議したあと、残りの審判が決定する

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国際ゲームにおいて、判定をより明確に伝える必要がある場合は、英語を使う。

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審判はそれぞれ独自に判定を下す権限を持ち、互いに定められた任務の範囲内で他の審判が下した判定に対しては、取り消したり異議を唱えたりする権限は持たない。

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バスケットボール競技規則に則った審判の判定や決定は、明確な判定がなされたかどうかにかかわ
らず抗議申し立てが認められている状況(C-抗議の手続き:参照)を除き、最終的なものであり、異議を唱えたり無視したりすることはできない。

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