【頑張れ!バスケ審判】#16 インディビジュアルオフィシェーティングテクニック(IOT)その2

頑張れ!バスケ審判



こんにちはグリです。

今回もバスケットの審判について勉強していきたいと思います。
今回は審判を実践していくうえでの動きの大原則IOT(アイオーティー)、2013オフィシャルズマニュアルでは四原則として学んでいました。
正しくインプットして、継続的に実践を積み重ね技量向上に取り組みましょう。

インディビジュアルオフィシェーティングテクニック(IOT)とは

個々人の(Individual)審判(Officiating)技術(Technique)の意味で、判定を下すことに繋げていく大原則とのことです。略してIOT(アイオーティー)です。

IOT(アイオーティー)

・コールザオビアス
・ステーショナリ&ディスタンス
・レフェリーディフェンス
・45度とオープンアングル
・スティウィズザプレー

名前を覚えるのも大変ですね。(笑)

3-3 レフェリーディフェンス(REFEREE THE DEFENSE)

正確な判定を下すためには、レフェリーするものを明確にする必要がある。まず、ディフェンスを把握できるポジションを取り、イリーガルなアクションに注目してレフェリーする。その上で、オフェンスにアングルを当てておくことで、アクションとリアクションの関係を見極め、ファウルやバイオレーションなど正確な判定を下す。

難しいですね。
よいタイミングでよい位置を占め、手を使った悪いプレ―や遅れてボジションを占めたのか、それとも、ナイスディフェンスなのか判定する。その上で、影響があったのか、演技だったのかを見極めるのですね。非常に難しいですね。

クロスステップ(CROSS STEP)

正確な判定を下すためには、常にディフェンスにアングルを当てておく必要がある。したがって、まずディフェンスをレフェリーすることができるポジションを取り、次に起こり得るプレーに合わせてポジションをアジャストする。例えば、自身のプライマリでオンボールのプレーをレフェリーしていて、プレーヤーがリングに向かってドライブを始めたとき、そのドライブとは逆にステップするとディフェンスにアングルを当て続けることができる場合がある。このように、プレーと逆の方向に動くことでポジションをアジャストする動きを「クロスステップ」という。

スペースウォッチング → レフェリーディフェンス
見るべきものを明確にしてポジションを取り、まずディフェンスのイリーガルなアクションをレフェリーする。
こちらも四原則からIOTへ移り変わり、 スペースウォッチングからレフェリーディフェンスとなりましたが、基本的には、プレイを見るためにもっともよい位置を占めるために努力を惜しむなということは、変わりないと考えています。私が指導を受けていた時は、スペースウォッチングの練習のため、 スネークランニングをして、スペースを常に追い求めました。もちろん2POの場合ですが。

3-4 45度とオープンアングル(45 ° AND OPEN ANGLE)

コート上のプレーヤーの位置を把握するために、より多くのプレーヤーへのアングルを確保しておく必要がある。またレフェリーするマッチアップに対しても、オープンなアングルを確保し続ける必要がある。そこで、アングルの右端から左端までレフェリーできるプレーヤー多く確保するために、原則、リードオフィシャルやトレイルオフィシャルでは体の向きを45度にする。

オープンスタンスで全体に常に目を当てておくことですね。
そのうえで、何かありそうなときは絞って確認し判定するようにしましょう。

3-5 ステイウィズザプレー(STAY WITH THE PLAY

ドライブやリバウンド、スクリーンなど次の展開が予想される動きの中で、自分のレフェリーするプレーを把握し、そのプレーを始まりから終わりまで見届けなければならない。展開されるプレーにコネクトすることで、正確な判定を下すことができるアングルを維持し、プレーのスタートからデベロップ、フィニッシュまでをレフェリーする。
ショットをレフェリーする審判は、シューターが着地するまでプレーにスティし、ボールを放った後で生じる触れ合いまでレフェリーする。またトレイルオフィシャルやセンターオフィシャルはショットが放たれた後、リングから後ずさりせず、むしろリングの方向に意識を傾けてリバウンドで生じる触れ合いの判定に備える。

ペネトレーション → ステーショナリ&ディスタンス、ステイウィズザプレー
ドライブやリバウンド、スクリーンなどプレーが展開する中で、自分が見るべきプレーが次のプレーに展開するまで見届ける。
こちらも四原則からIOTへ移り変わり、ペネトレーションからステーショナリ&ディスタンス、ステイウィズザプレー スペースウォッチングとなりました。
基本的には、プレイを見るために踏み込んで最後まで確認しろということですね。

ボクシング・イン(BOXING-IN)

2POの場合、10人のプレーヤーを常に自分と相手審判の2人の審判の視野の中に入れておくこと。両審判は必ずしも対角線上に位置を占める必要はない。

このブログでは、地区大会で多く採用されている2POの審判技術について皆さまと考えていきたいと思っています。
特に、審判初心者は、2POの場合がほとんどだと思いますので頑張って成長していきましょう。

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