【頑張れ!バスケ審判】#7 オフィシャルズマニュアル「第1章はじめに」その1

頑張れ!バスケ審判



こんにちは、グリです。今回は、バスケットの審判に必要不可欠なメカニクス(約束と習慣)が示されていますオフィシャルズマニュアルについて、みなさまと一緒に確認させていただきたいと思います。

オフィシャルズマニュアル2021は、3PO、2POの両方を意識されて書かれていると思います。このブログでは、初心者を主な対象者として進めていきたいと思いますので、2POに主眼を置き勉強していきたいと思います。

第1章 はじめに

私はこの「第1章 はじめに」が好きで、バスケの審判を行うにあたり、必要不可欠な考え方がすべて書かれていると思っています。少し前には「審判の約束と習慣」として紹介されていました。重要な部分を抜粋しますので少し考えてみてください。

正しい判定を行うためには正しい位置取りが必要であり、また誰とクルーになっても同じメカニクスによって協力しあうことが、ゲームを円滑に運営できることに繋がる。

OFFICIAL’S MANUAL 2021 P1

通常、誰とクルーを組むか、試合当日にならなければわかりません。当然ではありますが、だれとパートナーを組んでも、戸惑うことなく円滑にゲームを運営するため、メカニクスを理解していなければいけません。プラス、担当するゲーム前の話し合い(プレゲームカンファレス)やコート上のプレーに対応して正確な判定をする努力も行わなければなりません。

観客、コーチ、プレーヤーから信頼される審判になるためには、このマニュアルに示されている基本的な原則を理解し、実践を積み重ねながらレフェリー技術を向上されるととともに、クルーワークの重要性を共通認識し、ゲームに臨めるように努力しなければならない。

OFFICIAL’S MANUAL 2021 P1

プレーヤーは、本気で試合に臨みます。審判も常に努力を重ね本気で試合に臨まなければなりません。また、審判はコーチ、プレーヤーの敵ではございません。グッドゲームを作りましょう。

審判が機械的に違反を取り上げて罰則を適用していくだけでは、観客、コーチ、プレーヤーに不満をもたせるだけである。したがって、本マニュアルの活用及びルールの徹底は当然のことであるが、審判には、そのルールの精神と意図が何であるかを絶えず省みることが、バスケットボールの総合的な理解へ繋がり、ゲームを正しい方向に導いていくことになる。

OFFICIAL’S MANUAL 2021 P2

これがバスケットボールの審判の難しいところであり、面白いところだと思います。コーチ、プレーヤーが何を求めているのか、ルールーの理解とプレーの理解が必要となるところです。

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