【グリのバスケ審判日記】#2 社会人リーグ

審判挑戦日記



こんにちはグリです。
令和3年12月12日に社会人リーグの割当をいただきました。
割当てをいただけたことに感謝するとともに、
今回も審判の技術向上を目指し、頑張りたいと思います。
常に失敗を恐れず、人間的にも成長したいと思います。

割当ては、2PO(2人制)の主審をいただきました。
相方は、20代のフレッシュマンB級審判員です。
若いって、体力的にも精神的にもいいですね。
私も気持ちでは、負けないよう頑張ります。

大人の試合で、荒れないか少し不安でした。
体格の大きな相手に負けないように気合を入れ挑みました。

ゲームの内容について

今回、割当てをいただいた試合は、社会人のリーグ戦、年齢制限の無い大人の試合です。
両チームの年齢層は、ほぼ同じくらいだと思いますが、
Aチームは、少し年齢層に幅が見られた感じがします。
人数的には、7人で交代選手が明らかに不足している状況でした。
Bチームの方が若干若く、高校の卒業生同士で仲間を集め、つくられたチームのようです。
Bチームは、全員で15人近くいました。交代選手が十分いました。
試合は、Bチームが前半からスピード、パワー、リバウンドともに少しですが上で、2ピリオドからじわじわと点差をつけはじめ、その後も、交代選手に余裕があるBチームが徐々に点数をリードし、結果Bチームが勝利しました。

審判の内容について

審判の方ですが、私の現在の課題である「取り上げるものの一貫性」を意識しました。
ファール、トラベリング、倒れたプレー(フェイク)の処置など、一試合を通して
一貫性を維持できるように考えトライしております。

【頑張れ!バスケ審判】#17 ゲーム中に考えるべきこと」で書かせていただきましたが、第1ピリオドの早い段階で判定基準を示すこと、手を使ったプレーに関しては必ず笛を入れていくことをゲームの入りから意識していきました。Aチームの交代選手が少ないため、ぶれない判定基準を早めに示しファールがかさまないよう意識しておりました。若い選手が中心のBチームがゲームの主導権を握っていたこと、Aチームがあまり無理なプレーをしなかったことにより、ゲームはクリーンに進み、粗暴なプレーはありませんでした。

ゲーム中においては、
センターのマッチアップ

取り上げるべきトラベリング
手を使ったプレーへの対応
倒れるプレーへの対応

シューターに対するディフェンス、シュートアフター
リバウンドへの飛び込みは正当か
などを意識して吹き続けてました。

試合中のコーチ、選手からの声について

試合中の選手からは、トラベリングとレイトステップについて、「取り上げるべきではないのか」との要望があった。
トラベリングにつては、軸足の踏みかえ、軸足のずれは少なく、突き出し遅れでトラベリングの判定要望が生まれた。もう一つは、レイトステップです。明らかなものは、無かったと思っているが、取り上げるべきものがあったか、今後の課題として意識していきたい。

私の中でも、トラベリングについては、注意をしているつもりでいたが、いざコートに立つとなかなか吹ききることができず、そのような声が選手から出てしまったと思う。

手を使ったファールについては、意識して取り上げましたが、自分の「笛が遅いな~」と私は感じております。

一試合を通してですが、一発勝負のトーナメントではなく、リーグ戦であることと選手とゲーム内容に助けられた部分もあると考えています。

反省について

途中からであるが、ゲームを見てたB級審判の方から以下の反省をいただいた。

・抜きに行くプレーの始まるところで、ディフェンスが手を使うプレーがあった。手で止めるプレー。
 もう少し簡単に取り上げてもよいのではないか。
・リードで右に行くことがあったが、プレーが逆サイドに行ったときはすぐに戻ること。

私自身の反省としては、ファールについては笛を吹くタイミングが遅い。
トラベリングの判定基準を明確にすることです。
始めにも言いましたが、現在の課題である「取り上げるものの一貫性」を意識し、
ファール、トラベリング、その他の処置を含め、一試合を通して
一貫性を維持できるようにトライしていきたいと考えております。
次の割当がありましたら、頑張って克服していきたいと思います。

次回もよろしくお願いします。

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