【グリのバスケ審判日記】#7 2022年度マスターズ県予選

審判挑戦日記



こんにちはグリです。
ご無沙汰しております。約3ヵ月ぶりになります。
コロナ禍で公式戦や練習試合の審判を行う機会がなく、
また、私自身も何となく躊躇してしまう状況でした。
まん延防止等重点措置が解除になり、約3か月ぶりの
令和4年4月16日に2022年度マスターズ県予選の割当をいただきました。

割当てをいただけたことに感謝するとともに、
今回も審判の技術向上を目指し、頑張りたいと思います。

常に失敗を恐れず、人間的にも成長したいと思います。

割当ては、2PO(2人制)のクルーチーフ(CC)をいただきました。
相方は、30代の社会人連盟所属D級審判員です。
C級審判員を目指して活動をしていたが、

コロナ禍でなかなか審判が出来ない状況だと話していました。
なお、この試合はC級への昇格を審査する試合でもありました。

私自身もそうでしたが、やはり上のライセンスを目指すことが
審判を行う上で、モチベーションになります。
私も決して現状に満足せず、まだまだ頑張ります。

あと、1試合、審判インストラクターも務めさせていただきました。
こちらも非常に勉強をさせていただきました。

ゲームの内容について

今回、割当てをいただいた試合は、マスターズの県予選で40歳以上の男子の試合です。
全国に繋がる大会で、多くの試合でタイトなゲームが行われました。
私が担当させていただいたゲームは、2回戦で、Aチームは、数年前までマスターズカテゴリーでは、県のトップレベルです。Bチームは、社会人連盟に所属している若い選手が主体と思われ、もう40歳以上なのという感じでした。

試合は、Bチームが若さを活かしたスピードを中心にスタート時からリードをしていき、後半までリードし、結果的には15点差で勝利した。
ただ、Aチームは50歳以上が中心と思われ、この年齢では考えられないような動きでした。また、最後までの粘り凄く、最後までわからないゲームでした。Aチームの集中力は本当に凄かったです。

審判の内容について

審判の方ですが、マスターズ特有の難しさがある試合でした。
「選手の口撃は本当に勉強になります。」
小学生、中学生、高校生、一般の試合では、感じられない楽しさがあります。

第1ピリオドの早い段階で判定基準を示すこと、手を使ったプレーに関しては必ず笛を入れていくことをゲームの入りから意識していきました。判定基準を早めに示すことを意識しておりました。
しかし、さすがマスターズの試合です、Aチームは、コロナ禍のためか、人数が少なく、揃っていなかったためか、ファールをケアーしている展開で、1ピリオド、2ピリオドについては、取り上げるべきファールを確認することができませんでした。Bチームは若いチームであり、前半は勢いで押していったような感じでした。両チームとも前半はクリーンなバスケットを行いました。3ピリオド、4ピリオドについては、徐々にAチームが追い上げていく展開で、点数差が無くなっていくにつれて、勝負を掛けたプレーで幾つかあり、取り上げるべきファールが生じ始めていくゲーム展開でした。最後まで両チームとも無理をしたプレーは少なく、概ね落ち着いていましたが、意図したプレーが決まらなかった時のやり返しやファールをしに行くプレーがいくつかありました。ここのようなプレーは必ず取り上げるよう、注意して判定を続けました。大きなミスはないかと思いますが、トラベリングの判定については、課題の残るプレーが幾つかありました。

このようなマスターズの試合は、いかにストレスを貯めさせないように、判定をしていくかがとても重要だと感じました。「バスケットボールの審判は楽しいですけど、難しいですね。」
あと、3ヵ月ぶりの審判だったせいか、とにかく疲れました。

プレゲームカンファレンス

まん延防止等重点措置が解除となり、約3ヵ月ぶりの公式戦であったため、上級に現在チャレンジ中の若い審判にプレゲームカンファレスをお願いし、即席の勉強会を実施してもらいました。
参考になると思いますのでいくつか紹介させていただきます。
まず、今までは3POの審判は、”1人多い”ということでしたが、現在は2POは、”1人少ない”ということです。
審判は2ばい2(2歩後ろの2歩横)
・同じプレーには、同じ判定を。
・シューターを守る。
・トラべリングの判定を。
このような話をいただきました。
当たり前のことですが、現場では、なかなか大変です。

反省について

ゲームを見ていた方から以下の反省をいただいた。

・必要以上に選手と会話をする機会があった。
・選手から説明を求められた場合は、簡潔に。必要以上に説明は必要ない。

ついつい、説明したり話をしてしまいます。

私自身の反省としては、トラベリングです。注意深く確認をする。
次は、トラベリングの判定基準を明確にする。
あと、疲労困憊です。

次の割当がありましたら、頑張って克服していきたいと思います。

次回もよろしくお願いします。

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