19-2-1 チームは、「交代が認められる時機」にプレーヤーを交代させることができる。
19-2-2 「交代が認められる時機」は、次のときに始まる:
・ボールがデッドでゲームクロックが止められたとき。
ただし、ファウルまたはバイオレーションの後は、審判がテーブルオフィシャルズに伝達を終えたとき(両チームとも交代することができる)。
・最後のフリースローが成功してボールがデッドになったとき(両チームとも交代することができる)。
・第4クォーター、各オーバータイムでゲームクロックが2:00 あるいはそれ以下を表示していて相手チームがフィールドゴールで得点したとき(得点されたチームは交代することができる)。
19-2-3 「交代が認められる時機」は、スローインを行うプレーヤーにボールが与えられたとき、あるいは最初のフリースローでフリースローを行うプレーヤーにボールが与えられたときに終わる。
19-2-4 交代が認められたときは、ゲームクロックがいったん動いたあと、次にボールがデッドでゲームクロックが止められたときでなければ、チームベンチに戻った交代要員は再びゲームに出場することはできないし、交代して出場したプレーヤーも再び交代してチームベンチに戻ることはできない。ただし、次の場合はゲームクロックが動かなくても交代が認められる:
・そのプレーヤーを除くとそのチームが5人のプレーヤーを出場させることができない場合。
・誤りの訂正によってフリースローを与えられるプレーヤーが、通常の交代をしてチームベンチに戻っていた場合。
19-2-5 第4クォーター、各オーバータイムでゲームクロックが2:00 あるいはそれ以下を表示していてフィールドゴールが成功してゲームクロックが止められた場合、得点したチームに交代は認められない。ただし、審判がゲームを止めた場合を除く。
19-2-6 プレーヤーが何らかの手当てや介助を受ける場合、そのチームのコート上のプレーヤーの数が5人未満になってしまう場合を除いて、そのプレーヤーは交代をしなければならない。
【補足】「介助」とは、様子を見ることを含めて自チームのプレーヤーのためにチームベンチエリアを離れることをいう。ゲームの再開を滞らせない範囲で、コート内に入ることなく、自チーム
のチームベンチエリア付近にて、15 秒以内で介助を終えることができる場合、その行為は「介助」に含まない。
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