【グリのバスケ審判日記】#4 高校生女子の交流戦

審判挑戦日記



こんにちはグリです。
令和3年12月26日、高校生女子の交流戦に参加させていただきました。
今回も審判の技術向上を目指し、頑張りたいと思います。
常に失敗を恐れず、人間的にも成長したいと思います。

今回の審判は、高校女子6チームが参加しての交流戦(練習ゲーム)になります。
1、3ピリオド(10分-2分-10分)のハーフゲームをどんどん回していく形式です。
審判も8人で回していくような形です。
今回の、最大の成果は、練習ゲームに参加しているチームの顧問の先生で
現在、若手のトップレフリーJBA公認S級審判員の方からご指導や現在の審判について
のお話を伺えたことが一番の成果でした。

ゲームの内容について

今回の参加チームのレベルは、県内のトップレベルのチームはいませんでしたが、選手がとても一生懸命で非常に頑張るチームが集まっていました。
高校生女子のカテゴリーでよく起こるプレーが中心でありましたが、
技術的に今一つのプレーが多く、ボールコントロールを失う原因が
単なる技術不足が原因の現象も多く存在しました

審判の内容について

審判の内容ですが、今回はJBA公認S級審判員の先生の審判やアドバイスなどについて、私なりに解釈したものをメインに記述させていただきます。
現在、トップレフリーで活躍されている方ですから、私たちと真逆で3PO中心の審判活動を普段はされていると思います。ただ今回は、ちまたで中心の2POの審判を見せていただき、リードに入るのが早いこと、常にプレーを予測して動いていること、シュート時の手のファールについては、非常にシビアに判断していることなど、非常に勉強になる審判を見せていただきました。
(試合内容にかかわらず、マニュアルにあることをきちんと実践していました
私自身がいただいた反省ですが、トレール時に3番からミドルサイドにカットインしてくるプレーに対して、ロー(低い位置)トレテイルの位置にプレーが始まる前に位置取りし、確実に、スペースを捉えることができれば、判定力の向上に繋がるとアドバイスをいただきました。
上級審判員が、動いていないように見えるのは、先にプレーを予測し、プレーが始まる前に予測して動いてよい位置を確保しているため、動いていないように見えるともアドバイスをいただきました。

S級審判からのアドバイスについて

その他にも、トップレフリーの先生からいくつかお話を伺いましたので、上手に伝えられるかわかりませんが、私なりの解釈で記述させていただきます。
トレイル時の動きは、単にサイドラインと並行して、上下に移動してプレーを見に行くのではなく、3ポイントのラインに沿って移動すると、トレイル時には、上手にスペースを捉えることができる。


リード時には、セットアップポジションから左側の3ポイントラインまで、ミッドラインの左側を通常は移動するが、2歩3歩で移動して位置取りすることを意識するだけでスマートな動きになる。

トップレフリーの方も選手、コーチからいろいろ言われるし、言われると動揺されるそうです。
もちろん、Bリーグ等のレフリー姿をテレビ等で見ていても、決して動揺しているようには見えません。次の日にも、ウインターカップの男子準々決勝の審判をされていましたが、レベルの違う試合ですが、対応力も凄いですね。
また、「審判は修行です。」とも話されていました。トップレフリーの方でも修行と考え、耐えているのですね。私も選手、コーチにいろいろ言われますが、本当に嫌です。

ただ、「選手、コーチ、ベンチに育てられ上達してきた」ともおっしゃっていました。
判定した後には、選手、コーチの反応を確認して、今の判定は必要だったのか。いらないのか。
常に追求されていたようです。


非常に勉強になる考え方だと思います。
私たち審判は、選手のために頑張っているのです。
自分自身のためではありません。 独りよがりにならないよう、選手、コーチの反応を確認して、選手にとって、より良い審判を目指していきましょう。
私もこの話を聞いて、選手の反応を確認して、更によい判定ができるよう頑張っていきたいとあらためて思いました。ありがとうございます。

最後に、ライバルについて

もう一つの大きの成果についても少しだけ記述させていただきます。
今回も8人の審判の方と有意義の時間を過ごさせていただきましたが、
その中には、私のライバルであり、審判仲間のNさんも参加されました。
Nさんとは、今から35年前の高校時代に何度か試合を行っていたようで、

もちろん、お互い覚えておりませんが。現在では、審判以外でもアドバイスをいただくなど
仲良くさせていただいております。非常に積極性があり尊敬しております。

この方にも、負けないように審判活動を頑張っていきたいと考えております。
皆さまも、よいライバルを見つけ、審判活動を楽しみながら頑張ってください。

次回もよろしくお願いします。

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