試合前にプレゲームカンファレンスを行っていますか

こんにちは、グリです。
私はバスケットボールの楽しさ、特に審判の楽しさを多くの人に伝えたいと思っております。
皆様にどれだけ貢献できるかわかりませんが、私が経験してきたバスケットボールの審判について、バスケ審判初心者を対象に応援ブログを発信していきたいと思います。
頑張って活動している皆様と審判の勉強を一緒に考え、学び、一緒に成長していきたいと思っています。上手に伝えられるかわかりませんが、頑張りますので、よろしくお願いします。
今回は、「プレゲームカンファレンス」について、庶民派審判の私なりの経験や考えをお伝えしていきたいと思います。
まずは、必ず試合前にプレゲームカンファレンスを実施していますか?です。
マニュアルにも書かれていますが、審判は、個人ではなくクルーとしてゲームに臨まなければならないため、緊密な協力ができるよう、あらゆる準備をしておく必要があります。
確かに、重要な公式戦や大きな試合では、クルーチーフを中心に、現在はパソコンを駆使し映像を見るなど、IOTやメカニクスの確認やチームの特徴など情報共有を行っています。
とは、言いますが現実は……。
私自身もそうですが、現状はと言いますと、簡単でもプレゲームカンファレンスできればいい方で、ほとんどが自己紹介程度で、時間を取ってプレゲームカンファレンスを行っていないのが現状です。
というのも、庶民派の試合では、帯同審判の場合があったり、相手審判の情報がほとんどなく、始めにどちらから声掛けをしてよいか、わからないのが現状です。また、自チームの試合直後の審判の場合も多く、着替えなどの服装等の準備だけで時間が取れない場合も多々あります。

プレゲームカンファレンス実施するためにどうしたらよいか
相手審判と積極的にコミュニケーションをとる
全く時間が取れない場合を除き、少しでも相手審判と話ができる場合は、積極的に相手審判とコミュニケーションをとり、協力体制を整えておきましょう。少なくてもクルーは敵ではなく、大切な味方です。積極的に話をしましょう。内容は、自己紹介から始まり、簡潔でいいと思います。
・一緒に頑張って行きましょう。
・積極的に頑張って見に行きましょう。
・3or2は協力してはっきり示しましょう。
・タイマー管理はお互いに頑張りましょう。
・誰が見ても明らかなファールは笛を入れてきましょう。
・現在の課題としていることなど
相手もこれから同じ試合に臨もうとしている方です。コミュニケーションをとりに行って極端に拒む人はいないと思います。なので積極的にコミュニケーションをとりに行きましょう。
いかに良いゲームとするか常に考える
帯同にしろ、割当てにしろ、とにかく頂いた試合の審判です。その試合をいかに良いゲームとするか常に考えて挑みましょう。2人又は3人で行うのが通常のプレゲームカンファレンスですが、最悪の場合は1人でプレゲームカンファレンスを行い、いかにグットゲームにするか考え、ゲームに臨みましょう。試合途中でも積極的にクルー同士で話し合いはできます。どうしても、時間が取れなかった場合はゲーム中に修正を行いましょう。
そして試合では
限られた時間を有効利用しようとする。
先ほどもお話をさせていただきましたが、せっかく貰った審判の割当てです。時間は有限です。限られた時間を有効利用してください。どのようなプレゲームカンファレンスを行ったにしろ、実践できる機会を大切にしてください。
実践では自分自身の判定をコツコツ積み上げる
実践では「コツコツ積み上げる」です。なかなか難しいです。でもこの「コツコツ」はプレゲームカンファレンス時に確認したことを再度確認しつつ、自分に言い聞かせ、コツコツ積み上げていくのです。
試合中に心が折れそうなときもあると思います。嫌な思いやどうにもコントロールが出来ないときもあるかもしれません。そんな時こそ、プレーゲームカンファレンスを思い出し、同じクルーで頑張ろうとしたことを思い出してください。協力してコツコツです。
試合終了後には
ポストゲームカンファレンスを行いましょう。
試合終了後には、そのゲームを振り返り、実践できたことやできなかったことを明確にして、次のゲームに向けて、改善点や向上点を明確にしておきましょう。
バスケットボールの審判は、非常に難しいです。私に場合は、試合終了後、は反省点の多さで毎試合へ込んでいます。「コーチ、選手に悪いことしたなぁ」とか「なんであんななことしてしまったんだろ」といつも思っています。
私は、この反省点を再度確認して、次はという気持ちへ切り替えています。皆様もこのような気持ちになることがあると思いますが、次へのステップだと思って、気持ちを切り替えましょう。
「コツコツ」です。次、頑張りましょう。
まとめ

何度も言っておりますが、バスケットボールの審判は、簡単に上手になりません。
そのため、上達するためには、とにかく続けることです。
一生懸命、審判を行うと必ず成長します。頑張って継続していきましょう。
一緒に成長していきましょう、頑張ってください。
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